AMU JOURNAL

はたらく人の声

「Entôも良かったし、海士町もこの隠岐全体も良かった」って言ってもらえて嬉しかったです。

2021.8.3

書いた人 ― 藤原 夏実
はたらき先 ― Entô

この1ヶ月の感想

太田 Entôで勤務が始まって1ヶ月が経ちました。率直な感想を聞かせてください。

藤原 もともと接客が好きだったので、楽しく働いています。

太田 いろんな業務があるなかでも、接客が多いシフトなんだね。

藤原 そうですね。初日は部屋の清掃をしたんですけど、それ以降はずっとフロントかダイニングで働いています。

太田 ちなみに、今まで接客の仕事はしたことあったの?

藤原 はい、色々…。定食屋さん、東京ドームの売店、あとディズニーの清掃。夢のかけらを拾ってましたね!

太田 ということはアルバイトで接客をして以来、社会人になってからはパソコンをずっとやってて、その後はふるさと海士のCAS凍結センターを経て、数年ぶりの接客だったんですね。

藤原 はい。久しぶりだったので緊張しました。

太田 Entôで接客をして、何か気づいたり感じたことがあったら教えてください。

藤原 やっぱりお客さんは、あの圧倒的な客室に魅力を感じているのかなぁと思います。

太田 客室の感想をよく聞くんですね。

藤原 そうですね。それ以外にもダイニングに入ったときは「美味しかったです」って言ってもらえて嬉しかったです。

太田 それは嬉しい。その声はぜひシェフに伝えてください。そのほかにも嬉しかったことはありましたか?

藤原 客室の掃除をした時に、掃除した後の綺麗な様子と景色を見て気持ち良くなりました。あとは「Entôも良かったし、海士町もこの隠岐全体も良かった」って言ってもらえて嬉しかったです。

コミュニケーション

太田 新しい職場の印象はいかがですか?

藤原 Iターンが多くて、地元の人が多かったCASとは違った面白さを感じています。

太田 具体的にはどんな違いを感じましたか?

藤原 えー、話し合いが多くて自分の意見を言う機会が多いと思いました。

太田 へぇ。まあ、ただそれについては、業務の性質があるかもしれないですね。工場だとオペレーションが確立されていて口数少なく手を動かした方がいい部分があるけれど、観光業はとくにコミュニケーションを増やさないとうまく引き継げない部分が出てきてしまう。

藤原 ま、たしかにそうですね。自分で言っておいて矛盾してますが、Iターンも地元も関係ない気がしました。あと、Entôが7月にグランドオープンしたばかりなので、みんなでEntôらしさを作っていこうっていう意識が強い部分もあるかもしれないです。

https://www.axismag.jp/posts/2021/06/383653.html

太田 そうですね。なんにせよ、職場によって今やらなきゃいけないことに特化した雰囲気があって、それを知れるのは面白いですね。

職員同士の連携について

太田 同じくEntôで働いている大森くん、森迫くんとはどんな関わり方がありますか?

藤原 森迫さんとは一緒に仕事をすることがないです。いっつもパソコンいじってますね。

太田 そっか。会話を増やして欲しいけど、森迫くんとはシフト上どうしてもってところはあるもんね。大森くんは?

藤原 はるぽん(※)は朝、たまにシフトが重なるので、一緒に働いています。はるぽんは朝食対応から始まる朝のシフトを中心に組まれているから朝の仕事をめちゃめちゃ覚えているので、一緒に働く時は仕事を教えてもらってます。

※はるぽん:大森くんのあだ名

太田 さすが大森くんだ。

これからの小さな野望

太田 9月末までのあと2ヶ月で、あんなことやってみたい!といった野望はありますか?別になくてもいいんですけど。

藤原 ちょうど今日、雄介さんと話してて決まったんですけど、私がここでやること、進めていくことがぼんやりとですが定まりまして…。

太田 すごい!ぼんやりでいいので聞かせてください。

藤原 株式会社海士はEntôとセントラル亭と常識商店の3つを運営している利点を生かして、何かできたらなと思い…。

太田 うんうん。

藤原 雄介さんにこうなったらいいなっていうのをいくつか案を出したんですけど、その中のひとつが誰も考えたことがなくて面白いって言ってもらえて…。これから具体的にどう実現していくか考えていくところです。

太田 素晴らしい。めっちゃ気になる。あと2ヶ月、どんなふうになるか楽しみです。また進捗を聞かせてください。

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Entô について

書いた人

藤原 夏実

東京都出身。幅広く学びたい気持ちが強かったため、大学では現代社会学という学科で社会学とメディアについて学んでいました。

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