AMU JOURNAL

事務局長日記「そして日々は続く」

クリエイティブとはなんぞや、な1日

2021.8.27

書いた人 ― 太田 章彦

8月26日に、4回目となる定例会を行いました。

定例会とは、月に一度、海士町内のさまざまな事業所で働く職員を一同に集めて、近況を報告し合ったり、状況に合わせてワークショップをしたりする時間です。今回は、現場で直面している課題を少しでも解決に導けるように、思いついているやりたいことを少しでも実現できれば、という思いから、新規事業の創出や事業のブラッシュアップのいわゆる”型”に触れる機会を準備しました。

月に一度の定例会はいつも白熱して時間が押してしまい、予定通りに終わったこともなく、今回も1日の流れをざっと設計していましたが、終わったのは17時半でした。結局みっちり、考えることから逃げられない1日を過ごすことになりました。

8:30 朝礼・アイスブレイク
9:00 クリエイティブ思考法(参考
10:30 休憩
10:45 ビジネスモデルデザインワークショップ(参考
12:00 昼休憩
13:00 つづき。終わり次第、終了。


考えていることはこんなにも脳みそを埋め尽くしているのに、人に伝えたり、わかりやすいように伝わりやすいようにする作業をしないと、その考えていることは1ミリも外へ出ない。伝播しない。伝わりやすいようにすることで何かを削いだり、より具体的な言葉を使うことでその事業の背骨が見えるようになるけれど、背骨だけ伝えてもそれだけじゃ伝わっていない気がして何かを付け加えて、そうしてまた伝わらないものになってしまって…と、ぐるぐるする頭の中を見ているようでした。

それでも終わる頃にはホワイトボードには職員が考えるプロジェクトがズラっと並んでいて、どれも絵空事ではない、地に足のついた素敵なプロジェクトだった。その風景に、職員それぞれ現場にしっかりと向き合ってきたんだなと、そんなことはわかってはいたけれど、こうして改めて目の前に立ち現れたのを目の当たりしてグッとくるものがあった。

生み出されたプロジェクト、絶対に挑戦するぞ、としみじみした。

久しぶりの集合写真

職員全員が集まるのが月に一度なので、宮原さんが奮発して購入されたカッコイイカメラで、みんなで写真に写った。豪快に斜めだったけれど、パイプ椅子が映り込んでいる大胆な構図だったけれど、それが楽しさを助長しているような気がして、これはこれで良い写真だなと思った。

もうすぐ8月が終わる。食欲の秋、芸術の秋、スポーツの秋、睡眠の秋、勉強の秋…。いろんな秋があるけれど、欲張りにすべての秋を満喫しに行きたいと、ひっそりと企むことにする。

書いた人

太田 章彦

島根県出身。事務局。2013年から海士町暮らしをスタートしました。趣味は写真で、温泉とビールと旅行が大好きです。

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