AMU JOURNAL

事務局長日記「そして日々は続く」

出張で岐阜県へ。

2021.12.14

書いた人 ― 太田 章彦

ありがたいことに

講演会のご依頼をいただいたりするのですが、私がお話させていただくだけならばスマートにスタイリッシュにコスパ良くオンラインでご対応させていただくところなのですが、今回のご依頼ではありがたいことにAMU WORKERも一緒に来ていただけたらとのことだったので、それならばぜひ!と岐阜県に出張することに決めました。

ちなみに、私が講演会や視察対応で話すことは”当組合が設立に至るまで”で、実はそれについては総務省のHPにまとめられているので、私から聞くよりかは、総務省のHPで動画や資料をご覧いただくことを圧倒的におすすめします。それよりかは、設立したあとにここではたらているAMU WORKERの声を聞くほうが設立後のイメージが膨らむので、講演会などのご依頼も私ではなく本当はAMU WORKERにあるといいのになと思っています。

(とはいえ、AMU WORKERひとりで出張は心細いと思うので、できれば同行したい…そしてあわよくば出張先の温泉なんぞに入湯、そして温泉上がりにご当地ビールを一杯くぃ〜っといただけようものならこの上なしなのですが。)

いざ、岐阜へ

ということで岐阜県中小企業団体中央会さんが企画する講演会にお招きいただき、藤原さんと一緒に岐阜県に行って参りました。

朝8時過ぎの高速船レインボージェットに乗り、鳥取の境港へ着いたらバスに乗り米子駅へ、米子駅からは電車に揺られて岡山駅、そこからは新幹線で名古屋駅、そこからまた乗り換えて、ようやく岐阜に辿り着く。初日の目的地である白川口駅に着く頃には17時を過ぎていて、そのときにはあたりはもう真っ暗でした。

駅に着いてからというもの、すぐに送迎車に乗りまず最初の意見交換会の会場へ移動しました(お迎えありがとうございます)。白川町の細江町長やこれから特定地域づくり事業を行う事業所の方々と意見交換をしました。

(白川町の皆さんと意見を交わすなかで、肩の力が抜けた穏やかな方が多く、そういう地域性なんだろうな、とそんな印象を抱きました。)


翌朝、ようやく白川町の風景を見ることになります。真っ暗ななか移動していた道路が、実は綺麗な清流に沿って作られた道路で、島の暮らしでいつも海ばかり見ていたせいか、移動中はずぅーっと清流に心奪われていました。

ちなみにこの日は白川町で講演会をしたのちに、岐阜市へ移動し、午後は岐阜市で講演会をするという豪華2本立てのスケジュールでした。貴重な場を二度もご用意いただきありがとうございました。

(観光する気はちょっとしかなかったので、じゃなくて)仕事で来ているので観光できなくても全然問題ないけれど、観光しなくてもいいやと思えたのは車窓から見える風景の、山の豊かさと清流の美しさに目と心を奪われていたからでした。

渓谷は、本当に素敵でした。

講演会

ちなみに講演会というものに慣れることはなく、ド緊張してプレゼンをしました。のですが、終わった後の質疑応答で質問を多くいただけたことから、かなりの熱量を持って講演会にご参加いただけたように感じました。

全国に先駆けて設立された組合なので、他の組合に比べると少しだけ多く経験値を積んではいるのですが、強みや特徴と呼べるものは未だにないなぁと思いつつ、挑戦と失敗の数なら少なからず積んでいる自覚はあります。

プレゼン中に、挑戦と失敗の数なら海士町複業協同組合でしょ、と言われるような組合にしたいなと、ふと思いつきました。もちろん失敗はたくさんしたくはないけれど、挑戦と失敗の数が多い組織はなんだか面白そうだなと思ったのでした。

最後に

岐阜県中小企業団体中央会さん、この度は貴重な機会をいただき本当にありがとうございました。お話させていただくために資料を作ったりすることで考えていることの整理整頓ができ、皆さんの反応を見てまた気付きや学びをいただき、結果的におそらく僕と藤原さんが一番勉強させていただいたのでは、と感じています。改めて、ありがとうございました。

(ただ、清流の国と呼ばれる岐阜県で育った鮎を食べ損ねて島に帰ってきているので、それは反省点です。また岐阜県に行かなければなりません…。そのときはまた、よろしくお願いします。)

書いた人

太田 章彦

島根県出身。事務局。2013年から海士町暮らしをスタートしました。趣味は写真で、温泉とビールと旅行が大好きです。

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