AMU JOURNAL

はたらく人の声

森林組合で働き始めました!

2022.1.26

書いた人 ― 藤原 夏実
はたらき先 ― 隠岐島前森林組合

今週どうでしたか

今週から森林組合で働き始めました!

森林組合では班ごとに分かれて作業を行うのですが、私は間伐をする班に配置され、西ノ島の林で作業をしました。初日は切り倒した木の枝を集めて積み重ねる作業と、のこぎりで木の周りに巻き付いているつるを切る作業をしました。私は基本どんな作業でも楽しんでできる(苦痛ではない)ので、初日も楽しかったのですが、同じ班の方がチェーンソーや重機を使って作業しているところを見ると、使えるものが増えるともっと楽しく作業できるのだろうなぁという感情になりました。

2日目は前日の現場での作業が終了し、新しい現場へ移動しました。新しい現場は作業場に行くだけで毎回息切れするほどにいい運動になるような、そんな斜面を登った場所でした。2日目は初めて木を倒す作業をさせていただきました。

3日目には初めて刈払機を使いました。うまく刈るのは難しく、草や木を根元から切るのが特に難しかったです。これからうまく刈れるように頑張ります。着実に作業の幅は広がっているのですが、私も早く色々な道具を使えるようになりたいです!

私にとって初めての一次産業ですが、毎日楽しく、感動しながら働いています。

今週の驚いたこと

何と言っても木の高さ、木の迫力に驚きました。森に生えている木は20mぐらいの高さで、日常生活ではなかなかお目にかかれない種類の木だなあと。作業の合間の小休憩の際には毎回周囲の木に思わず見とれてしまいます。私は幼いころ木登りが好きでよく登っていたのですが、もちろんそのような木とは比べ物にならない高さです。

そして作業2日目には楔(くさび)をハンマーで打って木を倒す作業をやらせていただいたのですが、その際に木が倒れる様子が大迫力で感動しました。あれは実際に自分の目で見ないと伝わらない迫力だと思います。

あとは、木の重さにも驚きました。これも木を倒すときのことなのですが、木って重いなあと改めて感じました。私の場合は力が無いので、楔を何十回もハンマーで打ってやっと倒れるくらいなので、午後になると腕が疲れて余計に時間がかかってしまいました…。木を倒すだけで汗をかくほどでした。

ただ木を倒すのはなかなかに力のいる作業ですが、倒れる瞬間はとんでもなく気持ちがいいです!木を一本倒すことの大変さを身をもって知れたと同時に、そのあとの爽快感も知ることができました。

もっと早く倒せるように筋肉をつけたいです。

最近どうですか

森林組合で働き始める前々日に「WOOD JOB!(ウッジョブ)〜新去なあなあ日常〜」という林業の映画を観たのですが、映画を観たら私も木を切りたい!という気持ちが芽生えました。私は映画やドラマの影響を受けやすいのですが、そのせいかとにかく今は早くチェーンソーを使えるようになりたいという気持ちでいっぱいです。

(チェーンソーを使うには年に数回しかない講習を受けなければならず、私が森林組合にいる間に使えるようになる可能性は低いのですが…)

余談

あと、話は変わりますが、先日数か月ぶりに体重を測ったら目を疑う数字だったので早急に痩せなければと思いました(年末年始、おいしいものを食べすぎてしまいました…)。

ので、仕事中にたくさん動きたいと思います!

この記事のはたらき先

隠岐島前森林組合 について

書いた人

藤原 夏実

東京都出身。幅広く学びたい気持ちが強かったため、大学では現代社会学という学科で社会学とメディアについて学んでいました。

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