AMU JOURNAL

はたらく人の声

やっぱり男女の力の差は大きいなと痛感しています。

2022.2.21

書いた人 ― 藤原 夏実
はたらき先 ― 隠岐島前森林組合

今週どうでしたか

木を切り倒す作業が終了したので、最近はもっぱら切り倒した丸太をウインチという機械や、重機で引っ張り出す作業を行っています。機械を使うのには資格が必要とのことで、私は丸太にロープを結びつけたり、丸太が木に引っかかって止まってしまった時に丸太をずらしたりする作業を行っているのですが、丸太を一本運ぶだけでも想像以上に時間がかかる作業でけっこう大変です。

ただロープを結んで引っ張ればいいというわけではなく、木にぶつからないように運ぶにはどこの道を通すのがいいか、どの丸太から運ぶのがいいか、ということも考えなければいけないので、力だけではなく頭も使う作業です。

今週の作業はこのような感じですが、森林組合で働き始めてから私は、やっぱり男女の力の差は大きいなと痛感しています。森林組合での仕事は力のいる作業ばかりというわけではないのですが、私が全力で引っ張ってもびくともしないものが同じ班の男性にやっていただくと簡単に動いたりとれたりするので、そのようなところで力の差を感じてしまいます。

自力でできないことが悔しいです…。と、こんなことを考えたりもしますが毎日楽しく働いています!

驚いたこと

冷蔵庫が頂き物で潤っていることです。森林組合で一緒に働いている方が畑で野菜を作られているのですが、余っているからということでたくさんお野菜をいただいたり、採ってきたわかめをいただいたり、シェアハウスのお隣さんにもお野菜をいただいたり…。

そして大敷で働いている浜口さんが、すごく大きな魚をもらったとのことで、その一部をいただいたり(この魚、とんでもなく脂がのっていて牛肉かと思うぐらいの断面でした)。

現在私の冷蔵庫は3分の2ぐらい頂き物が詰まっています。冷蔵庫が嬉しい悲鳴を上げています。本当にありがたいことだなと思いますし、贅沢な生活を送っているなと思います。

いろいろな方から物を頂いているけど私には返せるものがないのが心苦しいです…。太田さんと雪野さんには先月一緒にお昼ごはんを食べた時にお話ししたのですが、私の今年の抱負が「恩を返せる人になる!」なのでいつか返せたらなあ…!と思っています。

最近どうですか

2月に入り最初の土曜日に、悪天候で仕事がお休みになったので、同じシェアハウスの山郷さん、浜口さんと一緒にまるどマーケットに行きました。まるどマーケットに行くとおいしそうなものばかりで毎回たくさん買ってしまうのですが、今回もたくさん食べ物を買ってしまいました。ですがすべておいしかったので後悔はしていません。

日曜日は、当日の朝、山郷さんに誘っていただいて、海士町でワインを作ろうとされている石川さんのブドウ畑で、接ぎ木をする木の剪定作業のお手伝いをしました。大人はもちろん、高校生や小学生もたくさん参加していてにぎやかな会でした。途中雪が吹雪いたりもしましたが、集中して作業しているとあっという間の時間でした。子供たちと関わる機会もあまりないので、新鮮で楽しかったです。

あとは最近バレーボールを始めました。週に2回中学校の体育館でバレーをやっている集まりがあり、中高生も参加していてみなさん経験者なのですが、私だけ初心者の状態で参加しています。笑

初心者の私でも快く受け入れてくださり、私はミスばかりですがなんだかんだ楽しくやっています。これからうまくなれるように頑張りたいと思います!

この記事のはたらき先

隠岐島前森林組合 について

書いた人

藤原 夏実

東京都出身。幅広く学びたい気持ちが強かったため、大学では現代社会学という学科で社会学とメディアについて学んでいました。

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