AMU JOURNAL

はたらく人の声

一つ一つの加工品が、とても価値あるものに思いました。

2022.9.22

書いた人 ― 青木 美伽
はたらき先 ― CAS凍結センター

今週の業務(仕事)

働き始めて、一週間たちました。

14日~17日までの4日間で私が働かせていただいた業務内容を振り返ります。10月下旬までの1か月半は、主にCAS凍結センターで水産加工物の製造業務に携わらせていただくことになりました。

初日、イカメシ用のスルメイカ(寒シマメ)の下処理と寒シマメのげその水切りやそのゲソを使った玄米粉唐揚げの製造です。

2日目は、肝和えや肝醤油漬け用の寒シマメの皮むきと加工したものをきちんと計って詰めていくという作業でした。

3日目は、たくさんのアジを職場の方が下処理してくださったものに、打ち粉をつけていき、アジフライを作っていく作業に携わり、途中からはCASで冷凍保存されたものをパックに詰めて、真空していくという作業。

4日目は、アジフライの真空パック詰めの続きと、寒シマメ肝和えやイカの耳を使ったしゃきしゃき漬けの袋詰め作業でした。

CAS凍結センターでの業務は、たくさんのイカの処理やアジの処理があり、下処理だけでなくその日のうちに加工して、冷凍までを終えなければ鮮度を保つことが出来ないため、みなさんとても時間に正確で、一人一人の方が高い意識をもって、本当に手早く綺麗に仕事をされていると感じました。私はただ必死にみなさんの流れについていくことで精いっぱいの一週間でしたが、これから少しずつですが仕事を覚えて、水産加工物の製造業務の現場をもっと知っていきたいと思いました。

※島風便:https://www.shimakazelife.com/

一番驚いたこと(仕事と暮らし)

仕事の上で一番驚いたことは、職場の方の加工品を作るときの仕事の丁寧さ、かけている手間、材料へのこだわりです。

アジフライをつくるときに、細かい骨までとって綺麗に下処理されていたり、イカメシを作るときに、阿部さんというベテランの方が、炊き込みご飯の中に入るニンジンやゴボウ、ゲソをすべて包丁で細かくカットされているということ、またその出汁汁が昆布からとったものであるということ。ゲソの唐揚げに玄米粉が使われていたりと、使う材料にも、一つ一つこだわりがあって考えられているということ。

一つの商品に対してかけているそのひと手間、二手間、丁寧さにとても驚きました。沢山の量を作らなければならないと同時に、その丁寧な仕事に、感動しました。私もさっそくそのイカメシを食べてみたのですが、優しい味で、とても美味しく、この海士にしかない味だと思いました。現場をみたからこそ、海士の方々が心を込めて作られた一つ一つの加工品が、とても価値あるものに思いました。

暮らしの上で一番驚いたことは、やはり台風14号直撃ですね。

移住してそうそうに起きた台風直撃は、驚かずにはいられない出来事でした。目の前が海の後ろ山、逃げ場のない環境で、私は台風が直撃をすると知った段階で開発センターへ避難したのですが、避難したのは私一人だけ。ほかに海士に住まれる方は誰一人として避難されていませんでした。

私は一人アタフタして台風を迎えましたが、島に生きる人たちは、整然としていて、やっぱり島に生きる方々は逞しいなと改めて実感しましたし、私ももっと逞しくなりたいと思いました。

最近どうですか? (暮らし)

仕事から帰ってくると、毎日綺麗な海が見えます。海の向こうに沈んでいく夕陽が本当に綺麗です。また朝起きた時に、カーテンを開けると、窓から見える海も清々しいです。海の色は本当に毎日違うのだと知りました。

私たちの毎日に、同じ日がないように、海も毎日違う表情があることを知り、豊かな自然(海、山、空)を日々の生活の中で感じることのできるところが、海士町の良さだと思いました。

この記事のはたらき先

CAS凍結センター について

書いた人

青木 美伽

三重県出身。2022年6月に放送された「ガイアの夜明け」を見て、海士町複業協同組合を知る。AMU WORKERとして島の人と働く姿に憧れて移住を決意。

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