直前まで住んでいた埼玉県から海士町まで、800km超えの移住は雪の時期でした。
関門その1:引っ越し手段
移住に伴い、大きく悩んだポイントは車と荷物をどう運ぶか。
免許返納を控える祖母にタイミングよく車を譲ってもらいました。
ただ、年に1〜2回祖母の家に行った時だけ運転する私は、ほぼペーパードライバー。
車に荷物を積んで引越しをするのが一番安くスムーズということは分かっていましたが800kmという想像もしたくない超長距離に頭を抱えていました。
引越し業者の見積もりは、案の定かなりの高額になってしまい…
そこで私が導き出した方法は、車は陸送業者に依頼し、分解できる荷物は極力コンパクトにし、全て宅急便で送る。という方法でした。
この方法で、なんと引越し業者の1/4までコストを抑えることができました! あとは、電車と飛行機と船を乗り継いで、海士町に来島するだけです。
関門その2:大雪
いよいよ今週引越し!という時、さらなる関門が…
移住日前の2日連続で、隠岐汽船が欠航というドキドキの状況に。
迎えた引越し当日、恐る恐る開いた隠岐汽船の公式サイトでは「通常運行」との表示があり、一安心して空港へ向かいました。
しかし、空港に着いた途端、乗るはずの便は雪のため欠航となり、次の便へ自動的に振替となりますとの案内が…フェリーにばかり気を取られていた中、まさか飛行機が飛ばないとは思いませんでした。
フェリーに間に合わないため、仕方なくその日は境港で一泊し、翌日フェリーで海士町へと向かうことに決めました。境港では、ホテルの温泉でゆっくりし、港のお寿司を食べ、朝からバタバタだった身体を休めることができ、翌日、無事に海士町にたどり着くことができました!
移住早々、島の洗礼を受けましたが、このドキドキもまた島ならでは。海士町へくる時は、余白を持ったスケジュールにすると良いかもしれません。