AMU JOURNAL

海士町島レポート

茨城県から隠岐諸島へ。

2022.1.9

書いた人 ― 浜口 夏生

茨城県から隠岐諸島へ。私は新生活にあたり極力無駄なものを省きたかったので、とことん断捨離をして来島したタイプです。かかったのは

・粗大ゴミの処分代(2,800円)
・ガソリン代(5,000円)、
・高速道路(18,000円)
・フェリー代(18,260円)
=約44,060円のみ。

引越し業者に頼めば例え荷物が少なくとも余裕で100,000円は超えますので、最安値で引越しができたと思います。

また、離島移住を機に本当に必要なものは何か?

見極めることをおすすめします(笑)

安くなったポイント

①自動車で引越しした
②引越し業者、車の輸送、郵送などは一切なし
③新住居がシェアハウスだった
④処分にお金がかかる大型家電類の譲り先があった
⑤残った粗大ゴミは直接持ち込みで処分した

①自動車で引越しした

車で移動したので、離島への移住にも関わらずかなり安く引越しができました。(茨城-菱浦港まで陸路で来ると片道1名約23,000円、飛行機だとその倍)

島生活では自動車は絶対にあったほうが良いので、購入を検討している方は移住前に購入したほうが良いかもしれません。

しかし自動車を関東から島根まで運送してもらうだけでかなりの費用が。遠いですが運転して来るのがベストです。

②引越し業者、車の輸送、郵送などは一切なし

シェアハウスであれば家電類は持っていかなくて済むので、大型家電類は処分一択。

一軒家の場合も、運ぶよりも引越してから購入したほうが意外と安上がりだったりするので、良く調べることをおすすめします。


③新住居がシェアハウスだった

新住居がシェアハウスだったため、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電は必要なし。食器類も必要なし。敷金・礼金等もなし。

軽自動車(アルト)に積めるものだけ持っていく。ビバ断捨離!

④処分にお金がかかる大型家電類の譲り先があった

旧住居には冷蔵庫、洗濯機、テレビ等の大型家電がありましたが、運良く家電類は全て譲り先が見つかったため費用をかけずに済みました。

メルカリやジモティーに出す、訪問タイプの買取業者に依頼、WonderREX等のリサイクルショップに持っていくのも良いと思います。

たとえ捨てることになっても、引越し業者に頼んで運んでもらうことを考えるとかなり安上がりです。

⑤残った粗大ゴミは直接持ち込みで処分した

譲り先が見つからなかった粗大ゴミ(テーブルや本棚など)はクリーンセンターへ直接持ち込みをしました。

私の住んでいた地域では市に収集を依頼すると1点1,600円ほどかかりますが、トラックで直接持ち込みをしたため、かなり安く処分できました。(トラックを出してくれる方がいたからできたことですが…)

離島といえばネットショッピングができない、送料がべらぼうに高いというイメージがあるかと思いますが、なんとAmazonプライム、ヨドバシカメラは送料無料で商品届けてもらえます。その他にも離島料金を取らない通販サイトも意外とありますので、買い物も困らないです。デパコスだって買えちゃいます。

また、生活用品は商店で購入できます。

引越しの心得

私も離島移住すると周りに伝えた時、えーどうやって生活するの!?と結構言われたのですが、そもそも2400人もの人々が暮らす日本語が通じる有人島に身一つで行ったとしても、死ぬ訳がないのです。

身も心も荷物も軽くして新生活を始めてはいかがでしょうか。

書いた人

浜口 夏生

茨城県出身。音大を卒業後、IT企業へ就職。Youtubeで素潜り漁師の動画を見て衝動が抑えられなくなり、離島移住を決意。AMU WORK卒業後は、はたらき先である飯古建設の定置網漁師へ転籍。

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