AMU JOURNAL

はたらく人の声

人生初の出張に行ってきました。

2021.12.18

書いた人 ― 藤原 夏実

今週はどうでしたか?

12月7日~9日まで、人生初の出張に行ってきました。行き先は岐阜県です!

岐阜県では白川町という町で来年の4月設立を目標に、特定地域づくり事業協同組合を作ろうとしており、今回の出張では、白川町の事業所の方向けと、岐阜県全体の市町村向けとで2回、海士町の事例を発表しました。

朝の8時に海士町を出発し、白川町に着いたのは17時半でした。白川町に着いた第一声は「真っ暗で何も見えない」でした。夜は真っ暗でしたが、翌朝外に出てみると、空気が澄んでいてとても気持ちがよいところでした。

里山ゲストハウス 晴耕雨読とみだ

白川町は林業が盛んな町ということで、同じく林業が盛んな鳥取県の智頭町複業協同組合の事務局の方々にもご同行していただきました。

今回の出張では、出張を企画してくださった岐阜県中小企業団体中央会の井上さん、白川町で特定地域づくり事業設立に向けて動いておられる新井さんに、様々な方々とお話しさせていただく機会をご用意していただき、有意義な時間を過ごすことができました。

次に岐阜に行く際には絶対に行きたい!と思える場所もできたので、次回はゆっくりと観光もしつつ訪問したいと思います。

驚いたことはなんですか?

今回の岐阜出張で私は、特定地域づくり事業の注目度の高さに驚きました。

岐阜県全体に向けての説明会の際に、本当にたくさんの自治体の方が参加してくださっていて、たくさんの地域に興味を持っていただけていることが嬉しかったです。ですが、このことを中央会の井上さんとお話しした際に、岐阜県ではまだ1つも組合が設立されていないので、これでも注目されていない方だとおっしゃられていて、そこもまた驚きでした。岐阜県でこれだけの方に興味を持っていただいているのであれば、ほかの県はもっとすごいのかと思いました。

そしてもう一つ!交換した名刺の数に驚きました。

私は社会人経験こそありますが、名刺交換はほとんどしたことがなく、出張も初めてだったので、2泊3日でこんなにもたくさんの人とお話しすることができたのだなと、いただいた名刺を眺めながら思いました。そしてみなさん凝った名刺で素敵でした。

最後にもう一つ。

白川町には川が流れているのですが、その川沿いの岩の様子が海士町以上に…?ジオを感じられる光景でした。(写真ではあまり伝わらないのですが…)すごかったです。

最近どうですか?

今回の出張を通して、既に職員が働いている他の組合に対しての興味が増しました。岐阜県全体に対しての説明会では総務省の方から制度についての説明もあったのですが、そこで全国に現時点で組合が25できているということを知り、他の地域の組合はどのような派遣先があり、それぞれの地域にとって組合はどのような存在なんだろうかという、他の組合についてもっと知りたいという気持ちが芽生えました。(ホームページを漁ろうと思います!)

また、自治体や、雇用する側の事業所の方たちにはこのような説明会などで特定地域づくり事業について知っていただく機会があり、興味を持っていただいていることが分かったのですが、私のような職員になりうる方(組合職員になる可能性のある層)にはまだ浸透していないので、雇用される側にも複業の働き方を広めることが今後力を入れていくべき部分かなと思いました。(そのためにはとにかく発信!ですね。頑張ります!)


そして私の12月の海士町の楽しみ方ですが、今月は知り合いのシェアハウス訪問会をしています。冬の隠岐は飲むしかない!と過去に言われ、たしかに外で楽しめることはほとんどないので、みんなのおうち巡りをしています。

あったかい部屋で一緒に作ったご飯を一緒に食べる、それだけで仲も深まりとても楽しいです。(コスパもいいです)

書いた人

藤原 夏実

東京都出身。幅広く学びたい気持ちが強かったため、大学では現代社会学という学科で社会学とメディアについて学んでいました。

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