AMU JOURNAL

はたらく人の声

ふと、この働き方について考えることがあります。

2022.2.15

書いた人 ― 高谷 朱理
はたらき先 ― CAS凍結センター

今週どうですか?

CASの営業部にいたのですが製造部の方も1月末から手伝わせてもらっています。

シマメがシーズンで忙しかったりしますが、ベテランのお姉様方がとにかく何するにも早くてかつ、どうしたらスムーズに仕事が進むかを考えていて頭が上がりません。もののけ姫で『いい村は女が元気だ』という台詞がありますが本当にその通りだと思います。島女は元気で、強い。

最近どうですか?

特に何も変わらないですが、ふと、この働き方について考えることがあります。私がこの働き方から得た事が何か、もちろん普通ならできない経験をさせてもらっていることは確かですが、その経験から私は何を得たのか、ただ普通ではできない事を経験しただけではないか?と思うのです。

新しい物の見方、新しい繋がりが自分をどう変えたのか、変えてないのではないか、この一年で自分が何を得てこれからどう変わって行きたいのか。ぼんやりと答えがあって、でもパッとはせず気持ち悪いなと思っています。

今週驚いたことは何ですか?

まだ島にきて米を買ったことがない事をCASの休憩室での会話で思い出し衝撃が走りました。

米を食べていないわけではなくて頂いたお米で1年間生活してきました。お米に関してだけではなくて雪が降ったら大家さんがわざわざ送り迎えしてくれて、道路が凍っていないかを私が出勤前にこっそり確認してくれていたり。

周りの人との繋がりがあってこそ私の島生活は成り立っている事を日々感じながら生活しています。

私もこういう大人になりたいなと思わされるような見本の人たちに囲まれて人に恵まれている事を改めて実感します。

この記事のはたらき先

CAS凍結センター について

書いた人

高谷 朱理

奈良県出身。大阪の映像の専門学校を卒業後、新卒で組合へ。海士町で色んな仕事をして、経験を積みたいと思っています。

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