AMU JOURNAL

はたらく人の声

お神輿を担ぐことができました。

2022.9.26

書いた人 ― 藤原 夏実
はたらき先 ― Entô

今週の業務

今月からセントラル亭(港にあるレストラン)とEntô(ホテル)のダイニングと半々ぐらいで働かせていただいています。セントラル亭は5月の下旬から働き始め、主にキッチンに入っています。キッチンで働くのは生まれて初めてだったのですが、自分が作った料理をお客様に食べてもらえるということがとても嬉しいですし、料理を作ることがとても楽しいなと感じます。

はじめはオムライスの卵をいい感じにふわとろに作ることと、ご飯の上にかぶせることが難しかったのですが、最近はだいぶうまく作れるようになったなと感じています。キッチンはだいたい二人で作業をしていて、混み合っているとたくさんオーダーがたまってしまうのですが、その中でどうやったら効率よく素早く提供できるかを考えながら分担して作業を行い、夏の忙しい時期をなんとか乗り越えることができてホッとしています。

セントラル亭では8月から夜営業を始めたのですが、夜の雰囲気がとても良いのでたくさんの方に来ていただきたいと思います。メニューもけっこう変わってます。

Entôのダイニングは9月からで主にホールで接客をしています。私は去年もここで何回か働いていたのですが、去年よりお客さんと気軽に話せるようになっていました。去年は私が料理を運ぶときに毎回ガチガチに緊張してしまっていたのもありますが、お客さんの雰囲気も少し変わっているような気もします。料理の提供の仕方も去年と少し変わっている部分もあり、最初は少し戸惑いましたが、最近は慣れてきたかなと思います。

Entôのダイニングでは岩牡蠣、セントラル亭では岩牡蠣、シマメの肝醤油漬け、ゲソ唐揚げ、アジフライ、アジの姿揚げなど、私が去年働いていたCASの商品をたくさん提供しているので、不思議な感じだなと思うと同時に、去年たくさん作っていた商品がこうして島の他の施設で提供されているんだなと感じられ嬉しいです。

一番驚いたこと(仕事と暮らし)

セントラル亭では、オムライスばっかり注文が入る日だったり、パスタばっかり注文が入る日だったりメニューに偏りがある日がしばしばあり、最初はこうも偏るものなのかと少し驚きました。(今ではもう慣れましたが)以前私が一日ずっとオムライスしか作らなかった日もありました。

Entôのダイニングでは、サラダとスープと一緒に出しているつなかけのパンがとても好評で、毎回ほぼ全員のお客様がおかわりをしていることが驚きであり嬉しかったです。

以前私がダイニングにお客さんとして食べに行った際に、3回おかわりしたぐらい私も大好きなパンなので、いや~このパンおいしいですよね、わかります。という気持ちでパンを運んでます。

私もこのパンが好きだということをお話しすることも多いです。笑

暮らしの面だと、台風で2時間ほど停電したことにびっくりしました。今まで10分ぐらいの停電は経験したことがあったのですが、何時間も電気がつかないということは初めてだったので少しだけ戸惑いました。

朝までつかないんじゃないかと覚悟していたのですが、寝る前に復旧し、台風で危険な中働いてくださった電力会社の方々に感謝だなと思いました。

最近どうですか(暮らし)

キンニャモニャ祭りや後鳥羽院遷幸800年の神輿渡御など、島の行事に参加できたことが嬉しかったです。

キンニャモニャ祭りは3年ぶりの開催で屋台の出店はなかったのですが、法被を着て鉢巻を巻いて地区の方と一緒にキンニャモニャ踊りを踊ることができて、お祭り気分を味わえたのがよかったなと思います。

そしてその2週間後には後鳥羽院顕彰事業の一つの神輿渡御でお神輿を担ぐことができました。お神輿を担ぐのは人生初だったのですが、女性でも担げるミニお神輿だったのでだいぶ軽かったです。

800年祭は一生に一度しか経験できない貴重な行事だったので、経験させてあげたい、出てほしいと言ってくださったお隣さんや区長さんに感謝です。

あと、先日Twitterでもお知らせしたのですが、島前高校の高橋恭介くんが島前高校チャレンジファンドという制度(生徒の挑戦に10万円まで支援する制度)を利用し制作した雑誌「To Be Dozen」(高橋くんが島前で暮らしている方々にインタビューして作った雑誌)に私も載せていただいたのですが、とても素敵な雑誌になっていたのでぜひ島前にお住いのみなさんに読んでいただきたいなと思います。

※隠岐島前高校の高橋さんの記事はこちら

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Entô について

書いた人

藤原 夏実

東京都出身。幅広く学びたい気持ちが強かったため、大学では現代社会学という学科で社会学とメディアについて学んでいました。

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