AMU JOURNAL

はたらく人の声

ボベ貝としその実と、料理の目覚め

2022.10.27

書いた人 ― 宇谷 康志
はたらき先 ― 隠岐汽船

最近の業務

隠岐汽船での仕事も二か月弱が過ぎ、身体も少し慣れてきたのか筋肉痛に悩まされることも少なくなってきています。仕事は少しずつ慣れてきましたが、慣れたことによるミスをしてしまうことがあるのでそこは気を付けたいなと思っています。

商店や会社の人など荷物の受け渡し等でよく顔を合わせる方とは顔なじみにもなれ、町で出会うこともあり、人間関係を作るのが少し苦手な自分にとっては声をかけてもらうことがとても嬉しかったりするのでありがたいと思っています。

港での仕事は寒さや日が暮れるのが早くなったりをとても肌で感じることができ、海士での初めての冬が近づいていることを痛感させられます。

季節が変わっていくので11月から高速船のダイヤも変わりそれに伴い、勤務の時間も多少変更になります。今まで季節によって勤務の時間が変わることはもちろんなかったので離島ならではの初めてのことに少し新鮮な気持ちになっています。

驚いたこと

まだまだ、人との関りは少ないですがその中でも話している中で自分が知っている人と関わりがあったりと間接的に知り合いみたいなことが何回かあり、海士は遠いとこだと思っていましたがやっぱり世間は狭いなあと痛感しました。

あと先日、知夫、西ノ島、海士の複業組合の合同入社式があったのですが、その時の写真が地元の新聞に載ったみたいで、何人から連絡がありびっくりしました。親しい人にしか言わずに移住したので見たら驚きますよね。あの写真で自分を見つけられたのにも驚きましたが、今思うと真ん中に座ったのがいけなかったかなと思っています。笑

最近どうですか

海士に来てからはもちろん自炊をしているのですが、自分が小さいころに食べていた懐かしい物に出会う機会が増えていて、最近では家の前の海にいる貝(ボべ)やしその実などがそうです。

ボベ貝
しその実

自炊はもちろん大変ですが、小さいころに食べていた方法はどんなだったかを思い出しながら料理するのはけっこう楽しく昔のことを思い出す良い機会になっています。この調子でいくと料理に目覚めてしまうかもと最近ちょっと思っています。でも、後片付けは苦手なので考え物ですね。

ボベめし
てんぷら

この記事のはたらき先

隠岐汽船 について

書いた人

宇谷 康志

島根県大田市出身。40代バツイチ独身。新しいことにチャレンジしようと決意。やるなら環境を大きく変えようと、思い切って海士町へ移住。

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